The First Stone, 1995
The First Stone, 1995
1995年、雨上がりの山で、一人の職人が不思議な模様を持つ石に出会いました。
それは高価な宝石ではありませんでした。
けれど、岩肌の奥に走る細い線は、まるで長い時間を閉じ込めた記憶のように見えました。
職人はその石をすぐに売ることはしませんでした。
彼が思い浮かべたのは、長い年月をともに過ごしてきた、ただ一人の人でした。
削っては割れ、磨いては形を失い、何度もやり直しながら、彼はひとつの装身具をつくりました。
多くを語るためではなく、
ただ一人へ、残すために。
やがてその小さな作品は、人から人へと語られました。
「一生の中で、本当に残したいものは多くなくていい」
その考え方が、1998年、NONというブランドの精神になりました。
現在、NONは日常に寄り添うジュエリーを現代的な品質基準で展開しながら、特別な一点を求める方へ向けて、ビスポーク制作も行っています。
生涯に、ただひとつ。
NONのジュエリーは、装飾ではなく、想いのかたちです。
Timeline
- 1995物語の始まり。雨上がりの山で一つの石と出会う。
- 1995–1998小さな作品が人から人へと語られ、静かに広がる。
- 1998「生涯に、ただひとつ。」というNONの精神が形になる。
- 現在通常コレクションは現代的な品質基準で展開し、ビスポークは熟練職人が関与する体制を保持。